■頼られるということ

年齢も年齢になってくると頼られることも増えてくる
私もそろそろそういう年齢になりました。

昔は頼ったり、頼られたりということが何だか照れ臭く感じて
恥ずかしくてできなかった。
でも今はその頼る、頼られるこそが本当に大事なんだと、
それがあるから人が本当に深くから安心して生きられるという事を知りました。

頼る事は本当に申し訳ない。
そう思う人が多い。それが日本だと思います。
頼られると嬉しい。
でも度がいき過ぎるとむかつく、嫌だなんてことも。。。

この頼られる事よりも頼る事って意外とできないものです。
ある時、年下の後輩で頼ってもらう事がある相手とコミュニケーションしている時、
その時自分がどうしようもない出来事に遭遇して、
とても悲しい、どうしたらいいのかわからない気持ちになるようなことがあった時、
親身になって話を聞いてもらったことがあります。
その時に年齢関係なく、
人が人の心を受け止めてくれる時にこんなに安心できるんだって、
まるで頼りがいのある年上の方を相手に話を聞いてもらったかのような気持ちを
一回りも年下の人に感じたことがありました。
その時とてもビックリしました。
そしてその時、
年齢じゃないんだって、
年齢でもなく性別でもなく、
知り合った年月が長い短いに関係なく、
血縁関係に関係なく
人は本当に深くつながり、理解し合う時、理解しようとしてくれる相手がある時、
安心の心と深い喜びに包まれる。
それが頼る事なんだということを知りました。

上も下も関係なく互いに時に頼り、時に頼られ合う。
そんな時代を創っていきたいです。